まずは問を正しく持つことがスタート

社長日記

MIA RESORT

● 2025/05/22

よく見かけたり、耳にすることが多いのですが「売上が厳しいからSNSでも始めて集客してみるか！」的な風景。

・SNSを見てると他社がうまくいってそうに見える。
・知り合いが「インスタやったからお客様たくさんきた」と言っていた。
・ホームページ作ったら集客うまくいく。

完全に表面上だけを見て判断しているケースをよく見かけます。そのようにアドバイスをしている方も多くいます。

SNSをやったからといって、ホームページを作ったからといって業績が伸びるとは限りません。

もしかすると「自社の商品になんらかの問題がある」「消費者のニーズに合っていない」「予想していた市場規模ではなかった」「価格帯が合っていない」その他様々な要因が考えられることがあります。

「うちの商品には他社より良い自信がある！売れないのは認知度が低いからだ」

たしかに、認知度が課題の場合もあります。ただ、それだけでなくもう少し広い視点（深い視点）で考えてみることも大切です。

●他社より優れていたら売れる？
お客様はその「優れた部分を必要としているのか？」恐らくニーズの部分ですね。

●認知度が低い？
会社の認知度が低いのか、商品やサービスの認知度が低いのか、他社より優れている部分に対しての認知度が低いのか。認知度だけでもいくつか考えられます。

その他にも売れない理由や解決すべき問題があるかもしれないのに、早々に「売れないのは認知度が低いから」という答えをだし、「だからSNSをやろう」。という安易な解決法に走りがちです。

私たちホームページ制作会社からしても、認知度をもっと上げれば売れそうだなと感じる時もありますが「まずは問を正しく持つ」というところからスタートだと考えています。

そこが間違っていると全く見当違いのことに時間もお金もかけてしまいます。

１，問題を明確にする
２，問題を分析する
３，仮説を立てる

このことを意識していくとよいですね。
安宅和人さんの「イシューからはじめよ」でも問題や課題の解像度を上げることの重要さを説いています。

MIAリゾートでは、ホームページを作るだけでなくお客様のビジネスがうまくいくように、一緒に考えたりアイディアや提案を出したりといったこともさせて頂いております。